明豊ファシリティワークス Research Memo(6):CMの普及や堅調な建設投資が成長チャンスに

2014年7月14日 17:53

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記事提供元:フィスコ


*17:53JST 明豊ファシリティワークス Research Memo(6):CMの普及や堅調な建設投資が成長チャンスに
明豊ファシリティワークス<1717>の経営を取り巻く外部環境と経営の現状とについて、SWOT分析で簡便表にて表した。なお、SWOT分析とは、「強み(Strength)」「弱み(Weakness)」「機会(Opportunity)」「脅威(Threat)」の4つに区分して、組織のビジョンや戦略を企画立案する際に利用する、現状を分析する一般的な手法である。

外部環境面での成長機会としては、対建設投資において品質、コストとスピードへの顧客側の意識が高まること、また、企業モラルやコンプライアンス意識の高まりによって、発注プロセスやコストを明確に開示し、建設費用の削減に資するCM事業者へ発注するケースが増えていくことが想定される。ただし、CM事業者にとっては、設計から工事入札、施工管理まで高度かつ全体を網羅する専門能力に加えて、発注者と工事業者との利害調整能力も必要になる。また、一般的なCM事業者は設計工程が完了した段階でプロジェクトに参画するケースが多いが、同社はさらに上流工程となる基本構想段階から参画できるだけの能力を有しており、これがCM事業者のなかにおける強みの1つと言える。

一方、外部環境面でのリスク要因としては、既存建設業者との競争激化や建設投資循環の影響が挙げられる。ただ、CM手法の採用割合はまだ低く、今後の普及拡大が見込まれることから影響は限定的と考えられる。また、足元における建設投資は震災復興需要や東京オリンピック需要などもあって、当面は旺盛な需要が続くと想定される。

内部環境における強みとしては、独立系であり「フェアネス」と「透明性」において、既存顧客から高い信頼を獲得し、それが新規顧客の開拓においてもプラスになっている点が挙げられる。また、同社は情報の可視化等を目的に開発したプロジェクト予算管理システムを使って、受注プロジェクトごとのコスト管理を従業員一人ひとりのマンアワーコストで管理しており、生産性向上に対する意識が会社全体で高いことも強みと言える。

一方、内部的な弱みとしては、専門能力の高い人材がプロジェクト数に比例して必要となるために、成長拡大を持続していくためには、優秀な人材の継続的な確保が必要となってくることが挙げられる。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《NT》

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