マネパG Research Memo(10):FX取引の潜在的な成長余地は依然大きい

2014年7月14日 17:31

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記事提供元:フィスコ


*17:33JST マネパG Research Memo(10):FX取引の潜在的な成長余地は依然大きい
■中期展望と経営戦略

(1)FX市場の将来性

マネーパートナーズグループ<8732>の中期展望を考える際、FX取引市場全体の見通しが重要な要素となるのは言うまでもない。前述のように、FX取引は利用の仕方によって魅力ある投資商品であるにもかかわらず、依然として多くの投資家が「リスクが高い」と考えている。このような誤解を解くような啓蒙を業界全体で続けることが必要だろう。

では、FX取引市場の口座数(現在約420万件)はどの程度まで伸長する可能性があるだろうか。外国為替の利用者の視点で考えると、海外旅行者数は年間1,747万人(2013年)、有効旅券数は3,080万冊に上る。この数値から推測すると、FX取引の潜在市場として2,000万口座(現在の約4倍)くらいは考えられそうだ。また投資商品としての視点から見ると、証券口座(法人含む)は2,207万口座(2014年3月現在)となっており、この点からも将来的には2,000万口座の可能性はあり得るだろう。

税制面についても、2012年1月決済分から「申告分離課税が適用(一律20%)」され、「繰越損失控除が3年間可能」になり、金融商品としてのメリットが増している。また、投資家保護の観点から、レバレッジ規制(最高25倍)、ロスカットガイドラインの制定(損失を限定)、顧客預り資産の信託義務規制等が制定された。これによってFX取引の透明化、健全化がさらに進み、投資対象としての魅力が向上している。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島昇)《NT》

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