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ケンコーマヨネーズ Research Memo(7):原材料価格の上昇で2014年3月期は増収減益に
*20:09JST ケンコーマヨネーズ Research Memo(7):原材料価格の上昇で2014年3月期は増収減益に
■業績動向
(2)2014年3月期連結業績概要
2014年3月期の連結業績は、売上高が前期比5.1%増と3期連続増収で過去最高を更新したものの、利益面では営業利益が同12.6%減の2,428百万円、経常利益が同12.3%減の2,258百万円、当期純利益が同10.2%減の1,265百万円といずれも2期ぶりの減益となった。また、期初計画対比でも売上高は上振れした一方で、利益は下回る格好となった。
利益が落ち込んだ理由は明確で、原材料となる鶏卵、食用油などの仕入価格上昇によるものだ。2014年3月期は原材料価格の影響だけで、1,242百万円もの減益要因となっている。期初計画段階でも543百万円の減益要因を織り込んでいたが、期中において穀物・鶏卵相場が上昇したことにより影響額がさらに拡大した格好だ。
ケンコーマヨネーズ<2915>では下期以降に価格改定を実施したものの、価格改定によるプラスの影響額は331百万円にとどまり、増収効果(+443百万円)や生産効率の向上による増益要因(+199百万円)を加えても、原材料コストの上昇分をカバーしきれなかったことになる。
なお、食用油の価格に影響を与える大豆相場に関してはグラフにみられるように、2013年は前年比で下落に転じているが、同社の仕入れ価格とは半年から1年くらいのタイムラグがあり、2014年3月期の仕入れコストには2012年の大豆相場が高騰した当時の影響が一部反映されていることには留意しておく必要がある。また、前期は円安の影響もコスト上昇の一因となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》
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