関連記事
愛知銀行 Research Memo(9):法人戦略の推進と中小企業向け貸出金の拡大で3カ年計画達成へ
記事提供元:フィスコ
*19:52JST 愛知銀行 Research Memo(9):法人戦略の推進と中小企業向け貸出金の拡大で3カ年計画達成へ
■中期経営計画
愛知銀行<8527>は、2014年3月期を初年度とした3カ年計画(第9次中期経営計画)を進めている。
「地域とともに未来に向かって歩みます」をスローガンに、顧客基盤の更なる強化、経営効率の改善、ソリューション機能の一層の強化を重点テーマとして、持続的かつ安定的な収益の確保を目指す内容となっている。最終年度である2016年3月期の数値目標は、コア業務純益が95億円、経常利益50億円、当期純利益30億円、コア資本比率(自己資本比率)11.5%を掲げている。
なお、コア業務純益の内訳については、資金利益が321億円、役務取引等利益が40億円、その他業務利益が5億円、経費が271億円の計画である。また、前提となる預金残高(2016年3月期平残目標)は、2013年3月期対比で800億円増、同様に貸出金残高は600億円増、与信費用は年間30億円を想定している。
2014年3月期の実績、及び2015年3月期の業績予想を踏まえれば、業務粗利益が資金利益の減少や役務取引等利益の伸び悩みなどから進捗の遅れが見られるものの、経常利益及び当期純利益は、与信費用の削減等から計画を上回る水準で推移している。また、預貸金残高(平残)の前提に対しては、既に計画を上回っているが、貸出金残高(平残)に関しては中小企業の資金需要の低迷から現時点では厳しい状況にある。同行は、以下に掲げる法人戦略の推進により、あくまでも中小企業向けの貸出金を増やすことで、計画達成を目指す方針である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)《FA》
スポンサードリンク

