ケンコーマヨネーズ Research Memo(1):きめ細やかな業態別の顧客ニーズ対応で需要取り込みへ

2014年7月10日 19:58

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記事提供元:フィスコ


*20:01JST ケンコーマヨネーズ Research Memo(1):きめ細やかな業態別の顧客ニーズ対応で需要取り込みへ

ケンコーマヨネーズ<2915>はサラダ・総菜類、マヨネーズ・ドレッシング類、タマゴ加工食品等の製造販売を手掛けている。業務用に強く、ロングライフサラダで業界シェア40%、サンドウィッチ用やパン用タマゴサラダで56%とそれぞれトップとなっており、マヨネーズ・ドレッシング類も14.9%とキユーピー<2809>に続いて2位に位置する。

2014年3月の業績は、タマゴ加工品や総菜関連の需要が順調に拡大し、売上高は前期比5.1%増の57,301百万円と過去最高を3期連続で更新したものの、原材料高や円安が響いて経常利益は同12.3%減と2期ぶりの減益となった。

2015年3月期は売上高が前期比4.7%増と拡大基調を持続、経常利益も前期途中から実施した価格改定の影響がフル寄与すること、また、原材料コストは昨年が高値のピークであり、同19.5%増と増益に転じる見通しだ。

高齢化社会の進展や単身者世帯の増加、女性の社会進出など生活スタイルの変化により、今後も中食市場の拡大が見込まれる。また、ヘルシー志向の高まりなども、サラダ・総菜類の需要を拡大させるものと予想される。同社は、業態別に細分化した営業・商品開発・メニュー開発チームを作り、顧客ニーズに対応していくことで、こうした需要を取り込んでいく戦略で、将来的には更なる売上の拡大を目指している。なお、連結配当性向で20%を目安に安定配当成長を目指していくほか、株主優待として年1回自社製品の贈呈を行っているなど、株主還元にも積極的だ。


★Check Point

・ロングライフサラダで業界トップの地位を確立
・2015年3月期は全ての事業で増収の見通し
・グローバル展開や事業領域の拡大に注力中


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》

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