ケンコーマヨネーズ Research Memo(13):財務体質は今後改善に向かう見通し

2014年7月10日 20:17

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記事提供元:フィスコ


*20:18JST ケンコーマヨネーズ Research Memo(13):財務体質は今後改善に向かう見通し

■財務状況と株主還元策

(1)財務状況

ケンコーマヨネーズ<2915>の2014年3月末の財務状況については、総資産が前期末比5,687百万円増加の39,686百万円となった。資産での大きな変動要因としては3月の静岡富士山工場の竣工に伴って固定資産が大きく増加したことが挙げられる。固定資産は前期末比で5,995百万円増加したが、このうち4,589百万円は新工場竣工に伴う建設仮勘定の増加によるものである。

なお、2014年3月期の設備投資額は子会社の生産増強投資も含めて合計6,424百万円となり、ここ数年来では最も大きい設備投資を実施したことになる。これとほぼ見合う格好で有利子負債が増加したほか、現預金が減少している。純資産に関しては利益剰余金の増加によって1,009百万円増加の15,810百万円となった。

経営指標をみると、大型設備投資の実施に伴う有利子負債の増加により、自己資本比率が43.5%から39.8%へ低下し、D/Eレシオが37.3%から62.9%へ上昇するなど、一時的に財務体質が悪化する格好となったが、いずれも問題の無い水準にあると言える。なお、2015年3月期の設備投資計画は780百万円であり、今後も当面は1,000百万円以下の水準が続く見通しであることから、2015年3月期以降は再びこれらの経営指標に関しては改善に向かうものと予想している。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》

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