ムサシ Research Memo(11):15年3月期は選挙システム機材の影響で増収減益を予想

2014年7月9日 17:32

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記事提供元:フィスコ


*17:34JST ムサシ Research Memo(11):15年3月期は選挙システム機材の影響で増収減益を予想

■財務分析と企業業績

(3)2015年3月期の見通し

2015年3月期については売上高37,139百万円(前期比2.0%増)、営業利益919百万円(同23.7%減)、経常利益957百万円(同27.6%減)、当期純利益489百万円(同35.7%減)を会社側は予想している。

セグメント別では、「金融汎用・選挙システム機材」セグメントにおいて、選挙システム機材の売上高が大きく落ち込む予想をしている。国政選挙が実施されない前提としているためだ。選挙システムは利益率が高く、ここでの減収で減益理由をほぼ説明できるとみられる。他の「情報・印刷・産業システム機材」は8.2%の増収予想となっている。これは、メディアコンバート事業の復調が主たる理由だ。「紙・紙加工品」セグメントは横ばい予想となっている。

なお、ムサシ<7521>は2014年6月3日に、特別損失の発生とそれに伴う当期純利益の下方修正を発表した。連結当期利益は当初予想の612百万円から489百万円に引き下げられた。特別損失の発生要因は同社が属する厚生年金基金の特例解散に伴う費用負担の発生である。本業とは無関係であり、株価等への影響は限定的であった。


(執筆:フィスコ客員アナリスト浅川 裕之)《FA》

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