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医療機関での携帯電話等の使用に関する新たな指針案、意見を募集中
headless 曰く、 電波環境協議会が医療機関での携帯電話等の使用に関する新たな指針案を公開し、意見の募集を行っている(電波環境協議会からのお知らせ、指針案PDF、ITmediaニュースの記事)。
現在の指針では待合室など医療機関が使用を特に認めた区域を除き、携帯電話の電源を切ることが求められている。今回の指針案では病室等での携帯電話端末(タブレット含む)使用を認め、多人数病室では通話等の制限が必要と必要とする一方、メールやWebブラウズは問題ないとしている。また、診察室での通話は認められないが、電源を切る必要はない。メールやWebブラウズについては、診療の妨げや他の患者の迷惑にならないように配慮が必要としつつ、使用は認めている。ただし、いずれの場合も、医用電気機器からは設定された離隔距離以上離す必要がある。手術室や集中治療室、検査室、治療室等ではこれまで通り使用禁止。電源を切るか、機内モードに設定することを求めている。なお、医療機関に携帯電話端末を使用できる場所が少ない場合、携帯電話コーナーを設けることが望ましいとしている。
指針は新たな規制等を導入するものではなく、各医療機関が参考にして適切な使用ルールを設定するためのもの。この他、PHSや無線LANなど携帯電話端末以外の無線通信機器の使用についても触れられている。指針に対する意見の募集は7月22日正午(必着)まで。
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