NY原油:続落で104.48ドル、リビア供給拡大観測などで売り優勢

2014年7月3日 07:05

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記事提供元:フィスコ


*07:06JST NY原油:続落で104.48ドル、リビア供給拡大観測などで売り優勢

NY原油は続落(NYMEX原油8月限終値:104.48 ↓0.86)。105.53ドルまで上昇後、104.27ドルまで下落した。この日発表された米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)で、米国内全体の原油在庫や、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫が大きく減少していたことで、買いが一時強まった。

しかし、リビアで反政府勢力が東部の石油ターミナル2カ所の再開に同意したことを受け、供給拡大観測が浮上。また、米国で熱帯性暴風雨アーサーがハリケーンに発達する見込みとなり、東海岸地域などで連休のガソリン消費抑制につながることによる需要後退観測も出てきて、相場の下押し圧力になったとみられる。《KO》

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