NY原油:続落で105.37ドル、供給不安の後退で売り優勢

2014年7月1日 07:00

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記事提供元:フィスコ


*07:03JST NY原油:続落で105.37ドル、供給不安の後退で売り優勢

NY原油は続落(NYMEX原油8月限終値:105.37 ↓0.37)。105.74ドルから一時104.66ドルまで下落した。イラクでイスラム教スンニ派過激派組織の勢力が南部(油田の75%以上が分布)までは及ばないとの見方から、供給不安の後退が売りにつながったもよう。

イラク軍がロシアから新たに購入した戦闘機を数日以内に作戦に投入、米国がヘルファイアミサイル100基を数週間以内にイラクに搬入、などの報道から、政府軍反攻の兆しがうかがえる。また、リビアの生産回復、サウジアラビアの(有事の際)増産対応の姿勢なども原油相場の重石になったようだ。《KO》

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