NY原油:続落で106.03ドル、米在庫統計発表控え調整的な売りが優勢に

2014年6月25日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:02JST NY原油:続落で106.03ドル、米在庫統計発表控え調整的な売りが優勢に

NY原油は続落(NYMEX原油8月限終値:106.03 ↓0.14)。106.46ドルから105.71ドルまで下落した。この日発表された米国の5月新築住宅販売件数、6月消費者信頼感指数が上振れで改善したことを受けて、需要の先行き期待感から一時買いが強まった。

その後は、NYダウが下落に転じて徐々に下げ幅を拡大していくなか、日本時間25日夜に予定される米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)の発表を控え、持ち高調整的な動きも出たとみられ、売りが優勢になった。

ただ、引け際に、ウクライナのポロシェンコ大統領の声明「期限前に停戦が終了する可能性も」、「ウクライナ軍は躊躇せず反撃へ」などが伝えられ、106ドル絡みに戻した。《KO》

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