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“食べられるインク”を使ったフードプリンタの超廉価版を大阪の中小企業が開発
機能性インクの開発を手がけるSO-KEN(大阪府・箕面市)は、“食べられるインク”を使って厚さ15mmまでの食品に直接印刷することが可能なダイレクトフードプリンタ「TP-101E」を開発した。同社のWEBサイトで23日から販売を開始するという。
“食べられるインク”は、食品衛生法で許可されている食品添加物のみを原料に、食品添加物製造業の許可を受けた工場で製品化されたもの。インクカートリッジは簡単に取り外しができるので、冷蔵庫保管が可能となり、長期間使わない場合の衛生面においての心配も解決させた。
現在、市場で販売されているダイレクトフードプリンタは150万円から200万円の商品が主流だが、同社は個人経営のケーキ店や洋菓子店、和菓子店などでも導入しやすい価格帯のプリンタを開発するための改良を重ね、イニシャルコストを大幅に削減できる13万5,000円(税込)という販売価格を実現した。
初期の設置費用を抑えつつ、高機能な最新のダイレクトフードプリンタを多くの店舗で利用してもらうことで、ダイレクトフードプリンタの市場活性化と、改良による新市場の開拓に取り組んでいきたいと同社は意気込む。(記事:カタタク・記事一覧を見る)
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