ゲオディノス Research Memo(1):健康コーポレーションとの継続的なシナジー効果で再び成長軌道へ

2014年6月20日 18:59

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記事提供元:フィスコ


*18:59JST ゲオディノス Research Memo(1):健康コーポレーションとの継続的なシナジー効果で再び成長軌道へ
ゲオディノス<4650>は2014年初、親会社が健康コーポレーション<2928>に変わった。健康コーポレーションはパーソナルトレーニングのRIZAP事業が急成長中で、同社のフィットネス事業とのシナジー効果が早期に明確な形で出てくると期待されている。また、経営のスピード感が上がり、不採算店舗の閉鎖などが2014年3月期中に大方終了。2015年3月期からは、採算性が急速に向上してくると期待される。こうした施策や社風の変化が一過性に留まるのでなく、今後も継続的に打ち出されてくる見通しであるということが何よりも重要なことだと弊社ではみている。

同社の伝統的事業であるボウリング、映画、ゲームセンターなどの事業のうち、ボウリングとゲームセンター事業においては、シニア層の取り込みによって再度成長軌道に乗せる計画だ。ボウリングは高齢者の健康増進に資するという効能がメディアなどでも広く発信され、また、ボウリング自体の持つ「楽しさ」が高齢者に再認識されて、来場者数が増加基調にある。現在の顧客属性別構成比でシニア層が約25%であり、開拓余地は大きいといえる。

ゲームセンターにおいては、平日・昼間の時間帯におけるシニア層の存在感が増している。同社はそうしたシニア層を大切な顧客と位置付けて滞留時間の長時間化につながる施策を昨年央から開始したところ、既存店の売上高アップにつながるなど、成果が出ている。同社はゲームセンターにスクラップ&ビルドを計画中だが、その過程でシニア層にフレンドリーな内装や設備、立地などを強化する点が一つの目玉になってくるとみられる。

株主還元策の強化も打ち出した。具体的には、業績連動型配当方針の導入(発表済み)や自己株式取得枠設定(詳細はこれから発表予定)などだ。また、消費者に直接関わる業態であることを生かし、株主優待の充実策も発表した。同社株の最低購入単位(100株)を購入し1年間保有を続ければ、実質的な配当利回りは8.5%にも達すると試算される(6月20日の終値で計算)。

■Check Point
・健康コーポレーションと連名で戦略的事業資本提携を発表
・不採算店舗を整理し今期は増収分が利益として残る体質へ
・業績連動型の配当方針に変更、優待制度は拡充

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)《FA》

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