ネットイヤーグループ Research Memo(4):財務の健全性は十分に保持、今後は収益性の向上に注目

2014年6月20日 18:46

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記事提供元:フィスコ


*18:47JST ネットイヤーグループ Research Memo(4):財務の健全性は十分に保持、今後は収益性の向上に注目
■決算概要

(2)財務状況と経営指標

2014年3月末のネットイヤーグループ<3622>の財務状況は表のとおりで、総資産残高は前期末688百万円増加し、3,143百万円となった。主な増加要因は、日本技芸の新規連結に伴うのれんの増加(+287百万円)、新本社移転に伴う有形固定資産の増加(+64百万円)などによる。一方、負債は前期末に比べ623百万円増加の1,234百万円となった。主な増加要因は、事業が成長ステージにあるなかで安定した経営を行っていくための運転資金の借入れ(+379百万円)と、未払法人税や受注損失引当金の計上によるもの。

有利子負債が増加したことで、自己資本比率やD/Eレシオなどはやや悪化した格好となっているが、流動比率は200%以上の水準であり、ネットキャッシュも黒字を維持していることから、財務の健全性は十分保たれていると言えよう。一方、収益性について見れば、営業利益率やROAなどが上昇したが、ROEは純利益が減益となったことで低下した格好となっている。営業利益率、ROEともに3%台と決して高くないだけに、今後の収益性向上に向けた取り組みが注目される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《NO》

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