NY原油:反落で106.90ドル、利益確定売り優勢も供給不安による買いが下支え

2014年6月17日 07:00

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記事提供元:フィスコ


*07:04JST NY原油:反落で106.90ドル、利益確定売り優勢も供給不安による買いが下支え

NY原油は反落(NYMEX原油7月限終値:106.90 ↓0.01)。ただし、前営業日からは0.01ドルの下落であり、横ばいだったといえる。値動きは、107.14ドルを高値に、一時106.61ドルまでの下落となった。イラク情勢の緊迫化による供給不安から、買いが先行し、終盤までは107ドル前後で底堅い動きがみられた。

しかし、その後売りが優勢になり、反落に向かった。市場では、利益確定の売りとの見方。その辺りでは、NYダウは下落していたが小幅であり、ユーロ・ドルは欧州中央銀行(ECB)の早期追加緩和期待の後退にユーロ高・ドル安傾向であった。また、17-18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)開催を控えるなかにも、この日発表された米国の経済指標はどれも上振れであった。《KO》

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