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山梨大若山教授がSTAP細胞ができると言っているのは「小保方氏1人」と突き放す
【6月16日、さくらフィナンシャルニュース=東京】
理化学研究所の小保方晴子細胞プログラミング研究ユニットリーダー(30)を筆頭著者とする、英科学誌の「Nature」505号(2014年1月30日)に発表された、刺激惹起性多能性獲得細胞(通称「STAP(スタップ)細胞」)に関する論文不正疑惑問題で渦中にある、主論文「Stimulus-triggered fate conversion of somatic cells into pluripotency」(641ページから647ページ)と、主論文を補足する論文「Bidirectional developmental potential in reprogrammed cells with acquired pluripotency」(676ページから680ページ)の共同著者である山形大学の若山照彦教授が、本日16日午後2時から記者会見し、「何十回実験を繰り返しても、(スタップ細胞作成に)成功していない。できると言っているのは、小保方さんだけだ。」として、小保方リーダーを突き放す発言を行った。
若山教授は、スタップ細胞を作成するのに200回成功したと説明している小保方リーダーの説明に対して、生後間もないマウスを1000匹程度使わないと足りないとしたうえで、そこまでの量のマウスは、小保方リーダーに提供していないと説明した。
さらに若山教授は、小保方リーダーの実験ノートを見ていなかったことについて、実験ノートは(研究者にとって)命の次に大事なものであり、「細かい情報が書かれていないのは信じられない」とコメントしたうえで、発表の中で新しいデータが出てきており、実験ノートを見る必要性を感じなかったと説明した。
現在は、小保方リーダーの公表しているスタップ細胞を増殖させた幹細胞データを分析した複数の第三者の研究グループらが、ES細胞など2種類の細胞を混ぜ合わせたものだった可能性について言及しており、スタップ細胞の存在の信憑性はますます揺らいでいる。
また若山教授は、自身の責任についても、何らかの処分を山梨大に自主的に申し出ると言及した。【了】
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※この記事はSakura Financial Newsより提供を受けて配信しています。
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