関連記事
エレマテックResearch Memo(2):独立系・技術系の専門商社として業容を拡大
記事提供元:フィスコ
*17:34JST エレマテックResearch Memo(2):独立系・技術系の専門商社として業容を拡大
■会社概要
(1)沿革
エレマテック<2715>の前身は1947年に創業された高千穂電気だ。高千穂電気は絶縁材料の販売を皮切りに、電子部品やエレクトロニクス製品向けの電子材料へと取扱品目を広げ、独立系・技術系の専門商社として業容を拡大していった。また、電子材料供給先企業との取引関係を強化していくことで、さらに取扱領域を拡大させ、現在ではその品目数は数万点に及んでいる。
日本の製造業は円高対応などを理由に海外に生産工場を移転してきたが、同社もそうした顧客の動きに追随して、海外展開をしてきた。1979年にシンガポールに進出したのを皮切りに、フィリピン、中国、タイ、ベトナム、アメリカ、チェコ、インドなどに拠点網を拡大してゆき、現在では、国内20拠点、海外38拠点の計58拠点を擁している。
2009年に大西電気と合併し、社名を現在の「エレマテック」に変更した。大西電気も高千穂電気同様、絶縁材料からスタートし、高千穂電気と同じようなステップを踏みつつ成長してきた。高千穂電気が東京の企業であるのに対して、大西電気は京都で設立された企業であるため、両者の間には地理的な補完関係を見出すことができたことが合併の決断を後押しした。狙いどおり、合併によって、旧高千穂電気の側からはローム<6963>や村田製作所<6981>などの関西圏での商圏を獲得でき、一段の業容拡大につながった。その後2011年には豊田通商と資本・業務提携を発表し株式公開買付け策を通じて、同社は豊田通商<8015>の子会社となり、現在に至っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)《FA》
スポンサードリンク

