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小保方氏の採用に加担したとされた理研CDBの西川伸一特別顧問が6月末で退任へ
【6月15日、さくらフィナンシャルニュース=東京】
小保方晴子氏が筆頭著者となっていた、英科学誌の「Nature」505号(2014年1月30日)に発表された刺激惹起性多能性獲得細胞(通称「スタップ細胞」)に関する論文不正疑惑問題に関連し、外部有識者からなる研究不正再発防止のための改革委員会(岸輝雄委員長)の提言において、辞任を促されていた理研発生・再生科学総合研究センター(CDB)の西川伸一特別顧問が、16日にも辞表を提出することが明らかになった。6月末にも退任する見通し。
西川伸一氏の略歴は以下のとおり。
1973年に京都大学医学部医学科を卒業後、198年に京都大学で医学博士を 取得し、京都大学結核胸部疾患研究所内科第二部門助手、同研究所・細菌血清部門の助手を経て、Alexander von Humboldt財団奨学生としてドイツのケルン大学遺伝学研究所で研究を行うなどしたのち、83年より京都大学結核胸部疾患研究所付属感染免疫動物実験施設 助教授、87年より熊本大学医学部付属遺伝発生医学研究施設形態発生学部門教授に就任。93年から京都大学大学院医学研究科分子医学系遺伝医学講座分子遺伝学教授に就任したのち、2000年から理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター副センター長を兼任している。2003年には京都大学を退職するも、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター副センター長及び幹細胞研究G グループディレクターに就任していた。【了】
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※この記事はSakura Financial Newsより提供を受けて配信しています。
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