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NY原油:続伸で106.91ドル、イラク情勢緊迫化で供給懸念の買いが継続
記事提供元:フィスコ
*08:23JST NY原油:続伸で106.91ドル、イラク情勢緊迫化で供給懸念の買いが継続
NY原油は続伸(NYMEX原油7月限終値:106.91 ↑0.38)。106.37ドルから一時107.22ドルまで上昇した。イラクでは、イスラム教スンニ派過激派組織が首都バグダッド侵入の勢いをみせており、情勢が緊迫化。内戦状態になれば、大手産油国による供給不安が広がるとの懸念は強く、買いが続いた。一部米企業の業績見通し上方修正を好感したNYダウの反発も、相場の下支えとなった。
一方、この日発表された米国の6月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が、予想外に低下(結果は81.2、予想は83.0、5月が81.9)。ドライブ・シーズン入りしているなかでの消費者マインド悪化に、ガソリン需要の先行き懸念が一時売りにつながった。《KO》
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