Google Glass、米映画館チェーンでも装着禁止となる

2014年6月13日 22:01

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記事提供元:スラド

danceman 曰く、 米国でGoogle Glassの一般販売が開始されたのを受けて、米映画館チェーンのAlamo Drafthouseが、上映中のGoogle Glass装着の禁止を決定した。予告編がスタートした時点から観客がGoogle Glassを装着することを禁じるもので、映画の盗撮行為を取り締るのが目的とのこと。同社はコロラド州、ミシガン州、ミズーリー州、テキサス州、バージニア州で事業を展開しており、間もなくカリフォルニア州にも進出する(Ars TechnicaSlashdot)。

 1月には、ABCシアターズの映画館内でGoogle Glassを装着していたオハイオ州の男性が、映画の上映開始から1時間後に警察にGoogle Glassをむしり取られ、映画館を退出させられた事件が起きている。男性はGoogle Glassを起動しておらず、処方されたメガネとして装着していただけだったというが、ショッピングモールの中で警察に囲まれて恥ずかしい思いをしたようだ。警察によれば、動画を撮影する機能を持つデバイスは、映画館内で装着するものとして相応しくないとのこと。

 Google Glassは他にも、レストランやストリップクラブ、カジノなどの商業施設での装着が禁じられている。

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