楽天、アジア向けに日本のスイーツを冷蔵・冷凍状態で直送するサービスを開始

2014年6月13日 17:02

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「楽天市場」の海外向け日本食品コーナー「美食日本」で、日本のスイーツを香港、台湾、シンガポール宛てに保冷配送するサービスを開始する。

「楽天市場」の海外向け日本食品コーナー「美食日本」で、日本のスイーツを香港、台湾、シンガポール宛てに保冷配送するサービスを開始する。[写真拡大]

 楽天は13日、ECサイト「楽天市場」の海外販売サービスの日本食品コーナー「美食日本」で、日本のスイーツを香港、台湾、シンガポール宛てに保冷状態で配送するサービスを17日から開始すると発表した。日本郵便と日本航空(JAL)が共同開発した「クールEMS」の海外宛て小口の冷蔵・冷凍配送サービスを活用するという。

 今回開始する海外向け販売では、注文のあった翌週以降、クールEMSの冷蔵・冷凍配送で香港、台湾、シンガポールの購入者に直接商品を配送する。

 クールEMSは、日本郵便が昨年4月から試行的に提供しているサービス。日本航空が開発した保冷容器・保冷材を活用して、引受けから配達まで72時間から80時間程度、一定温度(0~10℃)に保ち、香港、シンガポール、台湾宛てにEMSで小口保冷配送する。

 楽天、日本郵便、JALは、「日本のおいしいもの」を世界へ届けるため、取扱商品の拡大、対象国・地域の拡大など、クールEMSサービスの改善を図っていくとしている。

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