NY原油:反発で102.66ドル、米雇用統計受けて需要の先行き期待が先行

2014年6月7日 08:18

印刷

記事提供元:フィスコ


*08:18JST NY原油:反発で102.66ドル、米雇用統計受けて需要の先行き期待が先行

NY原油は反発(NYMEX原油7月限終値:102.66 ↑0.18)。103.07ドルまで上昇後、102.30ドルまで下落し、それ以降は102.70ドル前後での推移となった。この日発表された米国の5月雇用統計で失業率が6.3%、非農業部門雇用者数が21.7万人増となり、回復傾向の継続が示されたとの見方から、需要の先行き期待による買いが強まった。また、その後の株高が相場の下支えになった。

一方、6日のノルマンディー上陸作戦70周年記念式典参加の場で、ロシアのプーチン大統領とウクライナのポロシェンコ次期大統領が会談(15分間)、また、プーチン大統領とオバマ米大統領の会談も実現(非公式)。ウクライナ懸念の緩和(ロシア産原油の供給懸念後退)が一時売りにつながったとみられる。《KO》

関連記事