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Google、Chromeで使えるメールの暗号化ツールを公開
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 米Googleは3日、Webメールの暗号化や復号を行えるChrome用拡張機能「End-to-End」を発表した。End-to-EndはWebブラウザ上で鍵の生成や暗号化、復号、デジタル署名、署名検証などを行うもので、GmailやさまざまなWebメールサービスで利用できるという。(Googleブログ、end-to-end Project、マイナビニュース、Slashdot、ITmedia)。
オープン標準規格であるOpenPGPとIETF RFC 4880を採用、新たに開発されたJavaScriptベースの暗号化ライブラリで構築されている。現在アルファ版のソースコードが公開されており、評価とテストによる安全性が確認されたのちに、Chromeウェブストアで提供する予定だとのこと。
同時にGoogleはメールの暗号化に関する調査結果も公表している。これによると、Gmailから他のプロバイダへ送信した場合69%が暗号化され、他のプロバイダからGmailへの受信の場合は48%が暗号化されているとのこと。また送信中の暗号化をサポートしているドメインの調査結果についても公表している(透明性レポート)。
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