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エイジア Research Memo(7):業績見通しは過去の上方修正を踏まえレンジを持たせた開示に
*18:27JST エイジア Research Memo(7):業績見通しは過去の上方修正を踏まえレンジを持たせた開示に
■今後の成長見通し
(1)2015年3月期見通し
エイジア<2352>の2015年3月期の会社計画は、表のとおり幅を持たせた開示を行っている。これは売上水準が低く、受注案件の売上計上時期によって業績変動が大きくなるためで、従来は保守的な計画を開示してきたが、ここ数年は上方修正を繰り返していたこともあり、ある程度幅を持たせた開示とした。
計画レンジの中間値で見た伸び率は、売上高が前期比14.2%増、営業利益が8.4%増となり営業利益率では若干低下する見通しとなっている。これは、エンジニアを中心に、エイジア個別従業員を前期比28.0%の人員増強を行っており、今後の売上増大に向けた戦略的な先行投資を行ったことにより2015年3月期は人件費率が上昇するためだ。
市場環境は引き続き良好で、売上高は「WEBCAS」シリーズを中心に2ケタ増収が続く見通し。今期のクラウドサービスに関しては前期比16%増の580百万円を見込んでいる。
「WEBCAS」シリーズでは、メールマーケティングシステムやWebアンケートシステムと連動したデータベースを作成できる新サービス「WEBCAS DB creator」の提供を2014年6月に開始するとしている。同サービスでは、メール配信システム「WEBCAS e-mail」や、アンケートシステム「WEBCAS formulator」と連携している。「WEBCAS DB creator」を使用することにより、ログイン認証アンケートも柔軟に実施できるうえ、複数ページにわたる分岐アンケートとデータベースとの連動も可能。また、作成するWebフォームは、スマートフォン、フィーチャーフォン、PCなど各種デバイス向けに最適化することができるため、「WEBCAS」のマーケティングコミュニケーション・プラットフォームとしての機能の一層の強化が期待できる。
子会社のFUCAの業績は売上高が75百万円、営業利益が8百万円程度を織り込んでいる。FUCAとはお互いの強みを活かして、Webマーケティングにおけるトータルソリューションサービスとして、顧客開拓を進めていく方針で、既存顧客においてもメールマガジンの制作代行など受注案件が広がってきているようだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《FA》
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