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スターティア Research Memo(3):COCOARなどの貢献で足元の業績は堅調
*17:25JST スターティア Research Memo(3):COCOARなどの貢献で足元の業績は堅調
■業績動向と財務分析
(1)2014年3月期決算
スターティア<3393>の2014年3月期決算は売上高が8,167百万円(前期比23.0%増)、営業利益が829百万円(同26.5%増)、経常利益が856百万円(同30.6%増)、当期純利益が432百万円(同10.5%増)と、会社予想を若干上回っての着地となった。
事業別では、ウェブソリューション関連事業の売上高が1,943百万円(前期比31.1%増)、セグメント利益が323百万円(同95.8%増)となった。主力の電子ブック作成ソフト「ActiBook」とARサービスの「COCOAR」はともに、順調に増収となった。とりわけ「COCOAR」は、新卒社員の戦力化と既存の「ActiBook」顧客への重ね売り戦略の奏功で、売上高が大幅増となった。
ネットワークソリューション関連事業は売上高が2,160百万円(前期比17.2%増)、セグメント利益が301百万円(同16.9%減)となった。売上高については「Digit@Linkマネージドゲート(デジタリンク マネージドゲート)」「Digit@Link ネットレスQ(デジタリンク ネットレスキュー)」「Digit@Link セキュアSAMBA(デジタリンクセキュアサンバ)」などの各商材が順調に販売を伸ばした。減益となったのは、システム投資やセキュリティ強化のために、先行投資的に費用を投じたためである。
ビジネスソリューション関連事業は売上高が4,063百万円(前期比22.6%増)、セグメント利益が254百万円(同50.3%増)となった。この事業部門はビジネスフォンという旧来型商材ではあるものの、リプレイス需要の取り込みが貢献した。もう1つの主力商材であるMFP(複合機型プリンタ)も東東京支店の開設効果で新規顧客開拓が進み、増収に貢献した。増収効果によってサポート部門の費用増などを吸収し、営業利益も大幅増となった。
フロー売上高とストック売上高の比率は、それぞれ、5,572百万円(前期比26.7%増)、2,594百万円(同15.8%増)だった。ストック売上高比率は31.8%で、2013年3月期の33.7%から低下したが、この点については懸念する必要はまったくないと言えよう。フローとストックの区別においては、契約形態に基づいて本質的に分かれているケースもあれば、初年度の販売時はフロー扱いだが、2年目以降に生じる保守サービスはストック扱いとなるケースもある。2014年3月期はビジネスソリューション関連事業でMFPの売上高(フロー)が伸びたが、これは今季以降のカウンター売上高(ストック)につながってくる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)《NT》
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