【銘柄フラッシュ】リブセンスやエイチームが急伸し大成建や新日鐵住金も強い

2014年6月4日 17:05

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 4日は、新日鐵住金<5401>(東1)が4%近い値上がりとなって戻り高値に進み、クレディスイス証券の高評価があったとはいえ反応が大きく、全体相場の地合いが強くなってきた証拠との見方。大成建設<1801>(東1)は後場一段高となり、日経平均がダレる中で高値更新幅を広げて3.0%高、日経平均と相関性が強いとされるソフトバンク<9984>(東1)も後場一段ジリ高となって逆行し2.3%高となり、出資先の中国アリババ集団の米国上場に期待する様子。

 無料通話アプリ「LINE(ライン)」の来年日米同時上場の可能性が伝えられ、LINE関連株が軒並み動意づき、エムアップ<3661>(東1)は18.5%ストップ高、アドウェイズ<2489>(東マ)は13.2%高。

 ゲーム株はKLab<3656>(東1)に本日の売買分から信用規制が掛かり、朝方は無視するように続伸したものの後場はダレ模様に転じて大引けは0.5%安。ミクシィ<2121>(東マ)は昨日までの連日高値から反落の7.8%安。しかしゲーム株物色は旺盛で、エイチーム<3662>(東1)はLINEにも提供するからと17.3%ストップ高、enish<3667>(東1)は出遅れ感が言われて11.0%高、モブキャスト<3664>(東マ)はサッカーゲームに期待と15.5%ストップ高。

東証1部の値上がり率1位は求人サイトなどのリブセンス<6054>(東1)の22.2%高となり「働き方」の多様化が追い風とされ軽量性も注目、2位は「LINE」関連のエムアップ<3661>(東1)の18.5%ストップ高、3位はエイチーム<3662>(東1)の17.3%ストップ高、4位はネオス<3627>(東1)の17.0%ストップ高となり「LINE」関連の見方。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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