XPのレジストリを書き換えてアップデートをインストールすることは(現状では)ライセンス違反ではない?

2014年6月2日 13:57

印刷

記事提供元:スラド

insiderman 曰く、 先日、レジストリをハックしてWindows XPにセキュリティアップデートを適用する方法が開発されるという話があった。サポートが終了しているWindows XPのレジストリを書き換えて、Windows Embedded POSReady 2009用のアップデートをインストールさせるというものだが、この行為はライセンス違反には該当しないのではないかという意見が出ている。

 具体的には、Windows Embedded POSReady 2009用セキュリティ更新プログラムの使用許諾契約書内では「マイクロソフト オペレーティングシステム製品」という言葉しかなく、特定のOSについての言及はないことから、Windows XPの正規ユーザーであればインストール可能という解釈ができるという。

 なお、Microsoftは公開されている更新プログラムはXP向けでは無く、テストされていないため不具合が発生する可能性があるとして利用しないよう述べているが、ライセンスに関しては言及していない(GIGAZINE)。

 スラッシュドットのコメントを読む | Windows

 関連ストーリー:
暗号化ソフトTrueCrypt、XPのサポート終了とともに開発終了へ 2014年05月30日
レジストリをハックしてWindows XPにセキュリティアップデートを適用する方法が開発される 2014年05月27日
XPを見捨てたMicrosoftに対しソースコードの公開を求める意見 2014年05月14日
サポートが終了したWindows XP向けの更新プログラム提供は誤った判断か 2014年05月04日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事