NY原油:反落で101.50ドル、米経済指標悪化による需要懸念で売り先行

2014年5月16日 07:00

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記事提供元:フィスコ


*07:02JST NY原油:反落で101.50ドル、米経済指標悪化による需要懸念で売り先行

NY原油は反落(NYMEX原油6月限終値:101.50 ↓0.87)。102.12ドルから101.27ドルまで下落し、それ以降は101.50ドル前後での推移となった。通常取引開始後に発表された米国の経済指標で、4月の鉱工業生産指数がマイナスに落ち込んだことや、5月NAHB住宅市場指数が予想外に低下したことを受けて、石油関連製品に対する需要が後退するとの懸念が売りにつながった。

リビアの国営石油会社が14日、一部油田の操業再開を発表しているが、今後の供給拡大の思惑も相場の重石になったもよう。米国株価指数の下落が続いていることも売り材料になり、NYダウが一時200ドル超の下げとなった辺りで、この日の安値をつけた。《KO》

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