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NY原油:続落で99.99ドル、ユーロ安、株安で売り優勢
記事提供元:フィスコ
*08:25JST NY原油:続落で99.99ドル、ユーロ安、株安で売り優勢
NY原油は続落(NYMEX原油6月限終値:99.99 ↓0.27)。101.14ドルまで上昇後、99.71ドルまで下落した。原油相場も、ウクライナ東部での住民投票強行の動きに絡む混乱拡大懸念から、ロシアの原油供給に対する先行き不安による買いが先行。しかし、その後、欧州中央銀行(ECB)の6月追加緩和観測によるユーロ安・ドル高の一段の進行、株安を受けて、売りが優勢となる展開になった。
ただ、そうしたなかにも、やはり米国の原油在庫動向への関心も高い。今週発表された米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)で、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫が5年ぶりの低水準になった状況が懸念されており、原油相場の下支えになるとの見方は根強いもよう。《KO》
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