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IT業界の人材不足、3年後はどうなる?
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 先日「システムエンジニア不足が深刻化?」という話題があったとおり、ITの分野では2016年までは大型案件が続くため、多くの企業が人材不足を感じているようだ。しかし、それらが完了した2017年以降、「技術者のだぶつき」が発生する可能性についてはあまり議論されていないようだ。
日経コンピュータによると、「技術者不足を訴えるのは100人以下の中小に集中している」とのことで、大手は技術者を増やそうとせず、下請けを使って人員不足を乗り切ろうとしていることがうかがえるそうだ。つまり、大手は需要が減れば容赦なく下請けを切り、そして人を集めた下請け企業が案件不足で難儀する、ということが将来発生する可能性があるということである。
また、こういった大型案件で必要とされるスキルや得られるノウハウはある意味「枯れた」技術であり、今後需要の拡大が予想されるクラウドやビッグデータといったものとは離れている点も問題だという。3年後、4年後のIT業界がどうなっているか、非常に興味深い。
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