NY金:続落で1296.3ドル、米量的緩和縮小観測で売り優勢

2014年4月30日 07:02

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記事提供元:フィスコ


*07:02JST NY金:続落で1296.3ドル、米量的緩和縮小観測で売り優勢

NY金は続落(COMEX金6月限終値:1296.3 ↓2.7)。29-30日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和策の縮小が決定されるとの観測から、金の売りが先行する流れのなかで取引が始まり、寄り後まもなく安値1289.30ドルをつけた。

その後、この日発表された米国の2月S&Pケース・シラー住宅価格指数の下振れや、ウクライナ情勢への懸念から、買い戻しもみられ、一時1302.00ドルまで反発。しかし、米企業の好決算を材料にNYダウがスタートから上昇する動きとなったこともあり、金への売り圧力が再び強まり、1296ドル付近まで反落した。《KO》

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