召集解除後のキム・フンス、ドラマ「18歳」の主演でカムバック

2014年4月26日 19:34

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俳優キム・フンスが、召集解除後の復帰作としてドラマスペシャルを選んだ。写真=KBS

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 俳優キム・フンスが、召集解除後の復帰作としてドラマスペシャルを選んだ。

 キム・フンスが、KBSドラマスペシャル「18歳」(脚本:ユ・ボラ、演出:キム・ジヌ)の主人公ハン・ソクヒョン役にキャスティングされた。公益勤務要員として2年間の務めを終えたキム・フンスの召集解除後初の復帰作ということで、注目が集まっている。

 主人公ソクヒョンは高校時代に全国体育祭典に出場し、メダルまで獲得したボクシングの有望選手だったが、激しい葛藤の末に母親が残した魚屋を継ぎ、黙々と働いている。自分のせいで亡くなった母親と心が荒んでしまった弟ソクチュ(ソ・ヨンジュ)に対して罪の意識を持っており、日々黙々と働きながら不安な過去の影を消そうとしている。

 キム・フンスは、「撮影現場に久しぶりに来てみたら、前より年下が増えていた。これまで以上に責任感を持って撮影に臨んでいる」と周りの情況が変わったことを伝えた。

 「『18歳』でソクヒョンは自分の過去のせいで自分と同じような思春期を送り、無謀な行動をする18歳の弟ソクチュを理解する人物だ。下手に大人になっていくソクヒョンと、そんな兄を愚かで卑怯だと感じているソクチュの成長を通じて、誰の人生にもある普遍的な青春時代の悩みを描き出した」と作品を紹介した。

 「とにかく演技がしたかった」と演技に対するハングリーな気持ちを告白したキム・フンスは、「10年以上してきた俳優生活、そして空白期間を経て、いつの間にか30代になった。そして『18歳』が30代初の作品になった。気持ちが焦ってスムーズにいかないこともあったが、キム・ジヌ監督やユ・ボラ作家とたくさん話し合いながら修正している」と作品に対する意気込みを伝えた。

 「18歳」は、KBSドラマスペシャルシーズン3「サングォン」でタッグを組んだユ・ボラ作家とキム・ジンウPDのシナジーが再び期待を集めている作品。特に、2013年のKBS最高のドラマと評価されている「秘密」のユ・ボラ作家が若者たちをどのように描くのか、期待が高まっている。

 KBS 2TV「18歳」は、27日日曜日夜11時55分から放送予定。(翻訳:中川)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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