NY原油:反発で101.94ドル、ロシア産原油の供給懸念が再燃

2014年4月25日 07:00

印刷

記事提供元:フィスコ


*07:00JST NY原油:反発で101.94ドル、ロシア産原油の供給懸念が再燃

NY原油は反発(NYMEX原油6月限終値:101.94 ↑0.50)。101.62ドルから一時102.35ドルまで上昇した。ウクライナ東部で緊張が高まる状況に、ロシア産原油の供給懸念が再燃する一方、米国とドイツの指標改善を受けて需要増期待が強まり、買いが優勢になった。

4者合意の早期履行がみられないなか、ウクライナ軍が東部で親ロシア派の強制排除を開始。それに対して、「ロシアが国境で軍事演習を開始」、「自衛のため戦闘員2000人がウクライナ南東部に入った」、などの動きが伝えられ、再び緊張が高まる状況となった。

一方、この日発表された米国の3月耐久財受注と、輸送用機器を除く受注がともに予想を上回る上昇となり、ドイツの4月IFO企業景況感指数も、やや鈍化するとの予想に対して大きく改善した。《KO》

関連記事