関連記事
パナソニック、「CLUB Panasonic」に不正アクセス 7.8万人分の情報流出か
不正アクセスがあったことが分かったパナソニックの会員制サイト「CLUB Panasonic」[写真拡大]
パナソニックは23日、同社が運営する会員制サイト「CLUB Panasonic」において、460万件以上の不正なログインがあり、会員7万8,361アカウントの個人情報が閲覧された可能性があると発表した。
同社によると、不正ログインは18日に確認したという。「CLUB Panasonic」のサイトに、不特定多数のIPアドレスからの断続的、機械的なログイン要求が行われていた。
不正ログインの試行に使われたログイン用のIDには、同社が使用を認めていないものがあり、他のサービスのIDやパスワードを使っていたと考えられるという。
不正ログインで、3月23日から4月21日までの間に、「CLUB Panasonic」会員7万8,361アカウントの氏名、住所、電話番号、性別、生年月日、ニックネーム、メールアドレス、ログインIDが閲覧されていた可能性があるという。また、任意入力の携帯メールアドレス、職業、居住状態、家族構成、共稼ぎ状況、興味のあるカテゴリーも閲覧されていた可能性がある。
同社では情報が閲覧されたアカウントを持つ会員に対して、不正ログインに使用されたIDとパスワードを使用停止にし、パスワードを変更するようにメールで案内したという。
同社では今後、画像認識機能をサイトに実装し、会員に対して「他のサービスで使用しているパスワードを使用しない」などの注意喚起を行うとしている。
本件に対する問い合わせは、「CLUB Panasonic事務局」(電話番号:03-5781-4176、URL:https://club.panasonic.jp/inquiry/ )で受け付けている。対応時間は25日までが9~22時、26日以降は9~20時。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)
スポンサードリンク