NY金:反発で1284.6ドル、ウクライナ懸念再燃や米住宅指標悪化で買い優勢

2014年4月24日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:01JST NY金:反発で1284.6ドル、ウクライナ懸念再燃や米住宅指標悪化で買い優勢

NY金は反発(COMEX金6月限終値:1284.6 ↑3.5)。ウクライナ情勢への懸念再燃から安全資産としての買いが先行していたとみられ、寄り付近でつけた1287.7ドルが高値となった。その後、いったん売りが優勢となり、安値1280.8ドルまで下落したが、この日発表された米国の3月新築住宅販売件数が予想に反して大きく減少したことで、量的緩和の縮小継続観測が弱まり、買いが徐々に盛り返した。

ウクライナ情勢については、先の4者合意(武装勢力の武装解除、占拠している建物からの退去など)の早期履行が実現しない状況に、ウクライナ政府が23日、「向こう数日以内に東部の武装集団一掃に向けて行動する」と表明。再び事態の悪化が懸念される状況になっている。《KO》

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