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東芝、世界初の4K画面ノートパソコン「dynabook T954」を発表
東芝は16日、世界初の4K解像度の液晶画面を搭載したWindows 8.1(64bit)搭載ノートパソコン「dynabook T954」を25日に発売すると発表した。価格はオープン。色はライトゴールド。
同製品は、同社の液晶テレビ「REGZA」に使われている4K映像技術をノートパソコン向けに最適化した。画面は、タッチパネル対応で3840×2160ドット表示の15.6インチIGZO液晶で、約282dpiの高解像度と省エネ性能を両立させた。また、1台ごとに色調整を実施し、本来の色に限りなく近い自然な色味を再現したという。
「ChromaTune for TOSHIBA」では、使用するアプリケーションなどに合わせ、色合いをハリウッド映画で多用されるテクニカラー社の基準の「Technicolor」、温かみのある「Warm」など5種類から選択できる。また、高解像度画面でも文字やアイコンを大きく表示できる機能も搭載する。
さらに、最大約312MB/秒の速度でデータ転送が可能なUHS-II規格のカードに対応したSDメモリーカードスロットを搭載し、4K解像度の動画が撮影できるビデオカメラから映像を取り込んで編集することができる。
CPUは2.4GHzのインテルCorei7-4700HQで、グラフィックチップとしてAMD Radeon R9 M265Xを搭載する。メモリは8GBで、ストレージはHDDとNANDメモリを組み合わせた1TBのものを採用する。また、BDXL対応のブルーレイディスクドライブ、4K出力対応のHDMI端子を搭載する。このほか、harman/kardon社製のスピーカーやDTS社の「DTS Studio Sound」を搭載し、原音の再現性や臨場感を追求したという。
サイズは、幅約377.5mm×奥行約244mm×厚さ約27.9mm(突起部は含まず)、質量は約2.4kg。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)
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