NY原油:続伸で104.05ドル、ロシア原油の供給懸念が再燃

2014年4月15日 07:00

印刷

記事提供元:フィスコ


*07:00JST NY原油:続伸で104.05ドル、ロシア原油の供給懸念が再燃

NY原油は続伸(NYMEX原油5月限終値:104.05 ↑0.31)。103.34ドルから104.17ドルまで上昇した。ウクライナ東部の情勢が急速に緊迫化する状況に、欧米はロシア関与の可能性を指摘して、米国は対ロシアへの制裁を強化する用意を示唆(ルー米財務長官)、また、EUも外相会合で対ロシア追加制裁を協議しており、ロシア産原油の供給懸念が再燃し、買いが優勢になった。

また、この日発表された米国の3月小売売上高が上振れで増加し、経済の先行き見通しが改善したことも、相場の下支えとなった。ただ、リビア原油の供給拡大観測がみられることなどから、104ドル台では上昇の勢いがやや鈍る感じになったもよう。《KO》

関連記事