NY原油:反発で103.74ドル、米消費者指標の改善を好感

2014年4月12日 09:12

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記事提供元:フィスコ


*09:12JST NY原油:反発で103.74ドル、米消費者指標の改善を好感

NY原油は反発(NYMEX原油5月限終値:103.74 ↑0.34)。寄り後まもなくつけた103.29ドルを安値に、一時104.44ドルまで上昇した。この日発表された米国の4月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想を大きく上回る改善となったことを受けて、石油製品の消費増期待などから買いが優勢になった。ただ、その後は、米国株価指数の下落が続く状況に売りもみられ、終盤に103ドル後半に反落した。

11日発表の米国の4月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は、82.6となった(予想は81.0、3月が80.0)。一方、国際エネルギー機関(IEA)は月報で、ロシアのクリミア併合を受けて今年の世界石油需要見通しを下方修正した。《KO》

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