NY原油:反落で103.40ドル、中国の輸出減少による需要後退懸念で売り優勢

2014年4月11日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:03JST NY原油:反落で103.40ドル、中国の輸出減少による需要後退懸念で売り優勢

NY原油は反落(NYMEX原油5月限終値:103.40 ↓0.20)。103.66ドルから一時103.10ドルまで下落した。この日発表された中国の3月貿易統計で、輸出がサプライズの減少となったことを受けて、景気の先行き懸念による需要後退思惑から売りが優勢になった。また、リビアの反政府勢力が明け渡した原油積出港の一部で再開の動きが出始めたとの見方も、相場の重石になったもよう。

10日発表の中国の3月貿易統計では、輸出が前年比6.6%減少(予想は4.8%増、2月は18.1%減)、輸入も前年比11.3%減少し(予想は3.9%増、2月は10.1%増)、ともに予想外の落ち込みとなった。《KO》

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