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米国で高速回線が普及しない理由
記事提供元:スラド
taraiok 曰く、 米国では高速な光回線への乗り換えがまだあまり進んでいないようだ。米国の約70パーセントの人々が6Mbps以下の低速回線しか利用できない状況にあるという。その理由として、米国では「新しいISP業者が登場しにくい」ことが挙げられている(arstechnica、slashdot)。
新規参入が少ない理由の1つは財政的な問題だという。ISP業務に新規参入しようとしても、固定回線事業への参入は多くの政府の許認可が必要な上、光ファイバーの敷設工事が必要なことから非常に難しい。金融アナリストによると、昨年Googleがカンザスシティの14万9000軒に光ファイバネットワークを敷設するために費やした費用は約8400万ドルであったという。この数字は、各家庭に回線を接続するための費用は含まれていない。
2つ目の理由はすでにインターネットサービスを提供しているケーブル会社などのロビイストが自治体に働きかけて新規参入を妨害しているためだという。こうした問題を解決するためには政府の対応が必要だとしている。
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