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ビューティ花壇 Research Memo(8):前期はM&Aによる規模拡大と主力事業の収益性改善で増収増益
*16:42JST ビューティ花壇 Research Memo(8):前期はM&Aによる規模拡大と主力事業の収益性改善で増収増益
■業績動向
(2)2013年6月期の業績
2013年6月期の業績は、売上高が前期比15.9%増の5,142百万円、営業利益が同12.7%増の173百万円、経常利益が同13.4%増の175百万円、当期純利益が同30.7%減の85百万円と増収及び営業増益となった。なお、当期純利益が減益となったのは、昇建設の買収に伴って2012年6月期に発生した「負ののれん発生益(約53百万円)」が剥落したことによる。
生花祭壇事業が減収となる一方、好調なブライダル事業の伸長や、昇建設の買収効果が通年で寄与した土木・建設事業(第2~4四半期分が上乗せ)、システムハウス福知山の買収効果が期初から上乗せとなったその他事業が増収に貢献した。一方、利益面では、原価率が低下した半面、販管費比率が上昇した結果、営業利益率はほぼ前期と同じ水準となり、増収分が増益に寄与した。
事業別に見ると、生花祭壇事業の売上高は前期比1.6%減の3,155百万円、営業利益は前期比37.9%増の426百万円となった。第1四半期が、関東・東北地区の需要が震災の反動減で低調だったことや、競争激化による単価下落の影響が減収要因。一方、利益面では、2011年3月に開設した加工物流センター(東京都葛飾区)における生産性の向上により、人件費の抑制や経費の削減が進んだことから大きく増益となった。なお、同社<3041>は、首都圏を中心に低価格戦略による新規顧客開拓を進めているが、2013年6月期は新たに55社を獲得し、単体ベースでの受注件数では、19,278件から19,419件に拡大した。
生花卸売事業の売上高は前期比2.1%増の808百万円、営業利益は前期比33.2%減の107百万円であった。売上数量を伸ばして増収を確保したものの、円安による仕入原価の高騰や、輸入比率の上昇に伴う荷造運賃の増加等により大きく減益となった。
ブライダル事業の売上高は前期比21.7%増の335百万円、営業利益は前期比79.0%増の48百万円となった。2013年1月に事業譲受けにより、兵庫県芦屋市と栃木県小山市に拠点を新設したことと大都市圏(東京・大阪)への展開を強化したことが寄与した。
土木・建設事業の売上高は606百万円(前期は3か月決算で163百万円)、営業利益は32百万円(同32百万円)となった。民間工事は落ち込んだものの、主力の公共工事が順調に伸長した。利益は横ばいであった。
その他事業の売上高は237百万円(2013年6月期から新設)、営業利益は9百万円となった。システムハウス福知山の買収効果が通年で寄与した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)《FA》
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