あい ホールディングス Research Memo(11):来期から新たな事業開始、経常利益100億円も射程圏内に

2014年4月3日 16:35

印刷

記事提供元:フィスコ


*16:36JST あい ホールディングス Research Memo(11):来期から新たな事業開始、経常利益100億円も射程圏内に

■中長期展望

(3)新規事業とM&A

上記のシルエットの例のように、同社<3076>ではM&Aを含めて常に新規事業を模索しているが、今回、来期から新たな事業を開始することを会社は公言している。この新規事業の詳細な説明(発表)は2014年5月頃になるとのことだが、今期(2014年6月期)の売上高予想にはこの新規事業分は一切見込まれていない。一方でこの新規事業用の研究開発費160百万円を既に上半期に計上済みで、下半期には金型向け投資300百万円を計上する予算になっている。どのような事業内容かは不明であるが、来期には新たな展望が見られそうだ。

もう1つ同社の中長期的展望で重要なのが「M&A戦略」である。既に何度も述べているように同社はM&Aを成長のための重要戦略と位置付けており、良い案件があれば今後も積極的に行っていく方針だ。現時点で具体的な案件が発表されたわけではなく、M&Aによる将来利益を予測することは不可能だが、いずれにしろ同社の収益にマイナスの影響は与えづらいことから、今後どのような案件が出てくるのか期待される。

同社は今まで中期計画の数値目標を発表することはなかったが、今回CEOの佐々木氏から「経常利益100億円が射程圏内に入ってきた」との発言があった。いつの決算期かは明言されていないが、1.既存事業が大きく減少することはなく、2.現在の成長エンジンであるセキュリティ事業及びシルエット(事業)が順調に拡大する、3.来期より新たな事業が加わる、などの条件が揃えば、早ければ2017年6月期にはこの目標をクリアする可能性がありそうだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)《FA》

関連記事