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NY原油:続落で99.62ドル、リビアからの供給増加思惑で売り優勢
記事提供元:フィスコ
*07:01JST NY原油:続落で99.62ドル、リビアからの供給増加思惑で売り優勢
NY原油は続落(NYMEX原油5月限終値:99.62 ↓0.12)。リビアの反政府勢力下にある石油積出港が近々再開されるとの見通しを受けて、供給増思惑による売りが優勢となり、一時98.86ドルまで下落した。この日発表された米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)では、原油在庫が予想外の減少となったが、その後の反発は前日終値と並ぶ99.74ドルにとどまった。
リビア政府のスポークスマンは2日、反政府勢力と主要石油積出港の再開で数日中に合意が完了する、との見通しを発表した。米EIAの週次石油在庫統計では、原油在庫が前回の661万バレル増から237万バレル減に転換。また、原油先物の受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングの在庫は122万バレル減となり、減少が継続した。《KO》
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