Windows XPのシェア、ようやく28%を切る

2014年4月2日 13:15

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記事提供元:スラド

headless 曰く、 サポート終了まで約1週間となったWindows XPだが、Net Applicationsの3月分データによるとシェアは2月から1.84ポイント減の27.69%となり、28%をようやく切ったものの依然高い水準を維持している(Desktop Top Operating System Share Trend)。

 Windows XPのシェアは昨年4月から9月には6.89ポイント減少し、サポート終了までに21%程度になるとも予測されていた(過去記事)。しかし、9月以降は減少速度が鈍り、12月に2.24ポイント減少したものの、今年に入って微増が続いたこともあり、9月から2月では1.89ポイントの減少にとどまっていた。

 このほか、Windows 8は微増で6.41%となり、0.59ポイント増で4.89%となったWindows 8.1との合計は11.3%。初めて11%を超えた。Windows 7は1.46ポイント増の48.77%。また、0.27ポイント増で3.75%となったMac OS X 10.9がWindows Vistaを抜き、デスクトップOSシェア5位に浮上した。なお、Mac OS全体のシェアは2月から0.11ポイント減の7.57%となっている。

 StatCounterのデータによると、Windows XPのシェアは2月の18.57%から微増して18.61%。Net Applicationsよりも9ポイントほど低いシェアとなっている。これに対してWindows 7のシェアはNet Applicationsよりも6ポイント程度高く、Windows 8とMac OSも1ポイント程度高い。Net Applicationsのデータは調査対象Webサイトへのユニークビジター数に基づいているのに対し、StatCounterのデータはページビュー数に基づいているため、このような差が出ているものとみられる。

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