NY金:続落で1280.0ドル、安全志向の買いが後退

2014年4月2日 07:01

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記事提供元:フィスコ


*07:02JST NY金:続落で1280.0ドル、安全志向の買いが後退

NY金は続落(COMEX金6月限終値:1280.0 ↓3.8)。1287.0ドルから、一時1279.1ドルまで下落した。米国の3月ISM製造業景況指数の発表直後に、NYダウがこの日の高値に上げるタイミングで金の売りが強まった。米3月ISM製造業景況指数については、前日発表された3月シカゴ購買部協会景気指数が予想外に大きく低下したことで、大幅下振れへの警戒感があったようだが、下振れも小幅にとどまり、2月から改善したことが好感された可能性。

ウクライナ情勢に関しても、ラスムセンNATO事務総長の「ロシアがウクライナとの国境沿いから部隊を撤収させている事実はない」との発言があったなかで、緊張後退の状況は変わらず。安全資産としての金の買い需要の盛り上がりはみられなかったもよう。《KO》

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