イー・ギャランティ Research Memo(10):業績連動型の配当政策で増配を維持

2014年4月1日 16:48

印刷

記事提供元:フィスコ


*16:49JST イー・ギャランティ Research Memo(10):業績連動型の配当政策で増配を維持
■株主還元策とリスク要因

(1)株主還元策

イー・ギャランティ<8771>では、財務体質の強化と積極的な事業展開に必要な内部留保の充実を勘案しながら、業績に応じた配当政策を実施することを基本方針としている。過去の実績を見ると、2009年3月期に配当を実施してから、2013年3月期まで業績の拡大に連動して増配を続けている。また、同社は配当性向として30%を目安としており、2014年3月期末配当金に関しても増配とすることを発表している。

また、同社では株主数の拡大と長期安定保有を目的に、2013年3月期から株主優待制度を導入している。具体的には3月末現在で100株以上を保有する株主に対し、一律でQuoカード(1,500円相当分)を贈呈している。

(2)リスク要因

最後に同社の業績におけるリスク要因について触れておく。主なリスク要因としては以下が挙げられる。

・景気の急速な悪化による企業倒産件数の拡大により、想定を超える保証履行が発生した場合、リスク移転コストの上昇により収益性が低下する可能性がある。

・景気悪化時における保証料率の引き上げによって、新規契約件数の減少や契約更新率の低下が進み、保証残高が減少する可能性がある。

・新規参入企業が増えることによって競争が激化し、市場シェアが低下する可能性がある。

・信用リスク保証サービスは現在、「保険業法」や「金融商品取引法」など法的規制の対象となっていないが、今後法的規則が整備された際に、ビジネスモデルの変更が必要となる可能性がある。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《NT》

関連記事