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NY金先物週間見通し:下げ渋りか、米長期金利動向が手掛かり材料に
記事提供元:フィスコ
*21:00JST NY金先物週間見通し:下げ渋りか、米長期金利動向が手掛かり材料に
■NY金先物
安値:1,286.10ドル
高値:1,335.60ドル
終値:1,294.30ドル
前週末比(騰落率):-3.12%
■下落、安全逃避の金買いは縮小
金先物は下落。欧米諸国とロシアの対立は解消されていないが、主要国の株式市場に大きな混乱はなく、リスク回避的な動きは確認されていないことから、安全逃避の金買いは縮小した。来年前半に米国で利上げが実施されるとの思惑は後退していないことも金相場の上昇を抑えた。
■下げ渋りか、米長期金利動向が手掛かり材料に
想定レンジ:1,250.00~1,350.00ドル
金先物は下げ渋りか。欧米諸国とロシアの対立継続でも金融市場は混乱していないことから、安全逃避の金買いは縮小している。しかしながら、株安などで米長期金利が再び低下した場合、金先物は1280ドル前後で下げ渋り、1300ドル台前半まで戻す可能性は残されている。《FA》
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