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教科書も電子配信する時代に 北海道情報大学が学生向けサービス導入
北海道情報大学、丸善、京セラ丸善システムインテグレーションは、電子教科書配信サービスを共同で開始する。まずは4月から北海道情報大学が北海道で初めて導入する。初年度は全学部の1、2年生900名へiPadを配布し、丸善をはじめ理系専門出版社6社・10タイトルの電子教科書活用を開始する。
今回導入するサービスは、丸善が複数の出版社から電子化許諾を取得した電子コンテンツを、KMSIが「BookLooper」の配信プラットフォームを活用して高セキュリティで配信するもの。学生は「BookLooper」から必要な教科書をダウンロードし、同学より配布されたiPadでメモ・マーカー・全文検索などの学習支援機能を利用できる。
また、「保持する教科書は紙で、日常の授業は電子で」など、用途に合わせた学習環境の提供ができる。講義資料の配信も可能。さらに、PC・iPad・iPhone・Android端末から閲覧が可能だ。
「BookLooper」は学術・研究・教育分野における電子書籍の活用・普及を目指し、実証実験で培ってきたノウハウをもとに開発された。メモ・マーカー・全文検索などの学習支援機能をはじめ電子書籍のDRMや決済機能を備えている。
北海道情報大学は、高度情報通信社会に求められる新しい学問領域の創造と、真に新しい時代を拓く有為な人材の育成を目指して、1989年4月に開学した。「情報の総合大学」として経営・経済に関わる先端技術、ロボット工学や宇宙工学などのシステム情報技術、診療情報や電子カルテおよび食と健康などの医療情報技術、さらに新しいコンテンツの創造や各種のメディア作成技術を担う人材を育成している。
なおこのサービスは、2014年5月21日~23日に東京ビッグサイトで開催される「第5回 教育ITソリューションEXPO」KMSIブースに出展する。筆者の学生時代は、先輩や友人などから講義の教科書やノートなどを入手することに苦心したもの。また、講義に必要な資料集めにも苦労した。なんとも、便利な世の中になったものだ。(編集担当:慶尾六郎)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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