NY金:続落で1293.8ドル、米指標改善を受けて売りが継続

2014年3月29日 07:48

印刷

記事提供元:フィスコ


*07:48JST NY金:続落で1293.8ドル、米指標改善を受けて売りが継続

NY金は続落(COMEX金4月限終値:1293.8 ↓0.9)。この日発表された米国の2月個人消費支出が予想に沿った伸びとなり、前月から改善したことを受けて、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ時期が早まるとの観測から金の売りが継続し、安値1285.9ドルまで下落した。

そこからは買いもみられ、高値1296.5ドルまで反発後、再び前日終値(1294.7ドル)を下回る推移となったが、一時150ドル上げていたNYダウが徐々に上昇幅を縮小する動きに連れて、金は下げ渋る感じが強まった。次の中心限月となる6月限は、高値が1297.3ドル、安値が1286.1ドルで、引けは1294.3ドルであった(前日比0.50ドル安)。《KO》

関連記事