『ビッグマン』カン・ジファン＆イ・ダヒ、スリル満点の自動車追撃シーンで見どころ提供

　2014年上半期に放送されるKBS 2TV新月火ドラマ『ビッグマン』（脚本：チェ・ジヌォン、演出：チ・ヨンス、制作：キム・ジョンハクプロダクション、KBSメディア）が、クォリティの高い映像で様々な見どころを提供することを予告した。

　公開されたシーンは、キム・ジヒョク（カン・ジファン）とソ・ミラ（イ・ダヒ）の命をかけた自動車追撃シーン。狭い路地や大通りを行き来し、手に汗を握る緊張感を与える。ドラマの最初から繰り広げられる緻密でスピーディな展開は、視聴者を圧倒することを予感させ、期待感を高めている。

　一触即発の状況を演じなければならなかったカン・ジファン（キム・ジヒョク役）とイ・ダヒ（ソ・ミラ役）は、主なシーンの大部分を代役なしで演じ切り、視聴者を夢中にさせるシーンに仕上げたという。

　また、このシーンは事故を起こしかねない危険な撮影であっただけに、いつにも増して緊張感があった。カン・ジファンは長時間に渡る撮影で疲れたスタッフ陣の士気を奮い立たせるために、機転を利かせて話しかけたり、現場の雰囲気を和気あいあいとさせたりしてムードメーカーの役割も果たしていた。さらに、常にイ・ダヒへの心配りを見せ、シートベルトを確認するだけでなく、「驚いた？」と気遣い、撮影現場を和やかにさせたという。

　関係者は、「撮り直しのできないシーンだったので、俳優とスタッフ皆が初めから細心の注意を払って動きを合わせ、カッコいいシーンに仕上げた。皆の努力の賜物である迫真のシーンであり、『ビッグマン』ならではの見どころを提供する予定なので、期待してほしい」と語った。

　『ビッグマン』は、孤児として生まれて底辺の人生を歩んできたひとりの男が、財閥グループの長男という新たな人生を得て繰り広げられる出来事を描いたドラマ。新しい家族と世間から傷つけられた“ビッグマン”が、自身が守るべき大切な人たちのために世間の不条理に立ち向かう様子を描いた作品だ。KBS 2TV新月火ドラマ『ビッグマン』は、『太陽がいっぱい』の後枠で４月に放送される予定。（翻訳：萩庭雅美）